静岡市清水区にある曹洞宗の寺院「一乗寺」

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  • 庵原山一乗寺へようこそ

    静岡県静岡市、清水区庵原にある一乗寺(いちじょうじ)は、曹洞宗
    の寺院です。

    今よりさかのぼる事およそ六百年(室町時代以前)、かつてこの地方を治めていた豪族庵原氏の創建した「善念寺」という真言密教のお寺が、一乗寺の原点として伝えられています。

    その後、当寺院の前身となる「禅林寺」を今川氏の軍師「太原雪斎
    (たいげんせっさい)」大和尚が再建し、「一乗寺」という名前になりました。

    庵原山一乗寺へようこそ

    やがて時代は移り、今川義元公や武田信玄公の家臣となった戦国武将「朝比奈信置(あさひなのぶおき)」が開基となり改宗を経て、現在の宗派である曹洞宗の寺院となりました。

    このような歴史の一端を彩った人物や、この地に住む多くの先人たちの想いが、今の一乗寺を形作っています。

    人の世は変われど、大切な人を想う気持ちは変わりません。これからも、地域の安寧と心の安らぎを祈念して参ります。

山門を入ると、歴史を感じる文化財、シャクナゲやしだれ桜、藤、大王松など四季折々の草花がお出迎えします。どうぞ「心のおやすみ処」として、ゆったりとしたひとときをお過ごしください。

本堂には「ブックカフェ・コーナー」や「キッズ・スペース」等があり、さまざまな書物や絵本をご覧いただくことができます。日常を離れ、コーヒー片手にのんびり読書なんていかがでしょう。

日々のおつとめはじめ、月例坐禅会や人形供養、除夜の鐘など、伝統行事と地域との繋がりを大切にしております。

新東名高速道路の「いはらインターチェンジ」より車で5分、あなたの『かかりつけのお寺』としていつでもお気軽にお立ち寄りください。

境内案内

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1-本堂

当寺の本堂は、約105坪。縦7間半、横9間半、木造瓦葺。寛延2年10月3日、第10世洞岳継宗和尚のとき、山梨、柴田両氏を始め、檀信徒の方々のご協力を得て再築されました。時は移り令和元年、有縁の皆様ご助力のもと、およそ200年ぶりに新しい本堂の改修工事が完了しました。(免震・耐震施工)

本堂

2-宝冠阿弥陀如来坐像

鎌倉時代初期(13世紀)の仏師によって製作された阿弥陀如来像(県有形文化財)。 「最澄と天台の国宝展」等にも出展された本像は、頭頂に宝髻を結い、天冠台を付け、 大衣を通肩に着し、全体的に優美な作風となっています。 現在は、ご本尊の東脇間に鎮座し穏やかな表情で参詣者を見守っております。

宝冠阿弥陀如来坐像

3-丹羽廉芳禅師坐像

曹洞宗の僧。永平77世貫首、丹羽廉芳禅師を祀る石像です。曹洞宗梅花講を全国に普及させることに尽力し、海外の宗教指導者とも積極的に交流されました。

丹羽廉芳禅師坐像

4-永代供養塔

当山の永代供養塔です。お骨壺を棚に安置させていただき、年に一度、永代供養慰霊祭を行います。50回忌まで追善供養し、その後、合祀とさせていただきます。ご相談によって、最初から合祀することも可能です。

永代供養等

5-坐禅堂 輪蔵

坐禅をする「禅堂」と、経巻を保管する「経蔵」が一つの建築となっている坐禅堂。 寛政2年5月、山梨平四郎氏が建立し、守本尊の「虚空蔵菩薩」を安置しています。 輪蔵は経庫、蔵殿、単に経蔵とも言われ、清水区の有形文化財に指定されています。

坐禅堂 輪蔵

6-心境池

昭和15年11月、国で皇紀2600年の式典を行った際、檀信徒と協議して庭池築造が決定、設置されました。数々の木々に囲まれた池では鯉が泳ぎ回り、水辺の休憩所から風流な風景を眺める事ができます。

心境池

※数字をクリックで、詳細が表示されます。

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坐禅。
それは、凛とした空気の中、
静かに自分と向き合う時間。

当寺では、毎月1日・15日に坐禅会を行っております。
日常の喧騒から離れ、静かに坐ると
自然と心が落ち着きます。

少し朝早いですが、どなた様もご参加いただけますので、どうぞお越しください。

送り出し、
そしていつかは送られる
その日のために。

ご法要、お葬儀だけでなく、
ご先祖様のお墓を移したい、新規で墓地を購入したい。
各種ご法要やご供養、お葬式やお墓については
こちらをご覧ください。