その他
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🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第四十一回坐禅会(参加者:6名)
3月に入りました。
日本の春って、とても美しいですよね(*´∀`*)
梅、桃、桜、辛夷(コブシ)、連翹(レンギョウ)、雪柳(ユキヤナギ)…🌸
一斉に花が咲く様子を見ると、
『あぁ、待ち兼ねていたんだなぁ』という思いが伝わってきます。
我われ人間が感じない温度を、
花や生き物たちは、ちゃんと感じて生きているんだなと、改めて思います。
この自然の不思議さ、
もっと言えば「生命の不可思議」を思うとき、、
人間は「万物の霊長」とも言われますが、
ヒト一人が出来ることって、そんなに多くはないかも知れない、とも思うわけです。
一方、人間の身体の中にも「自然の営み」があり、平生、食べ物は、黙ってても消化され、傷は癒え、心臓は寝てても動いています💓
たまに、法話の中で少しお疲れの方をお見受けすると、、
「では、皆さん。少し気分を入れ替えて、身体をほぐしましょう!」と言います。
はじめに、「腕を伸ばして」「首を回して」「深呼吸」さいごに・・・
「では、心臓を止めてください」と言うと、ギョッとする方と、大抵の場合は笑いに包まれます(^-^;
そう、心臓だけは自分のチカラではどうすることも出来ないのです。
「人」という字に、「一つ叩く」と書いて
「命」と呼びます✍️
鼓動は、自分の力ではない働きによって動いています。
自分の力ではない…これを、「大いなる存在(サムシング・グレート」と言ったり、「ご先祖さまのおかげ」、「神仏のご加護」と称することもありますが、
言葉はともかく、
大切なのは、
「自分のチカラでどうすることも出来ないものを、自分の力で止めてはいけない。」
ということです。
これが、未熟な私の今の「命に向き合う際に大切にしている答え」です。
春は、美しい…と申しましたが、
悲しいこと、辛いことの真っ只中にある人は、世界も灰色に映るかもしれません。
ですから、どうぞ
無理して花を愛でることはせずとも、
ご自身の心にある「芽」は、摘まないようにしてください🙏
お寺の境内では、これから「しだれ桜」「藤」「シャクナゲ」と様々な花が咲いていきます🌺
もし、お心が向いたら
いつでもお出かけくださいね✍️✨
【次回の「坐禅会」は、3月15日(木)あさ5時半~(場所:客殿)、予約不要・参加無料です。】
★毎月15日🕒午後3時〜
『おはなしの会』を開催します。
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「仏教全般に関すること」、「お坊さん・お寺について」、「普段、気になっていること」など、皆さんにお寄せいただいた「さまざまなテーマ」に沿ってお話をしていきたいと思います✍️
※参加無料・予約不要にて
どなたでもご参加いただけますので、
興味のある方は是非お越しください。