「暁天坐禅会vol.124」(静岡市) | 宗教法人 一乗寺

その他

  • 🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
    暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。


    第124回坐禅会(参加者:12名)

    今朝は、未明からしとしと雨が降っておりました☔
    にもかかわらず、初めて参加してくださった方も含め12名の方にご参加いただきました。(※初参加の方は、去年のお化け屋敷イベントでゾンビ役をやってくれた男性でした🧟‍♂️

    坐禅後「朝のおつとめ」として、皆さまの無事息災とご先祖様への供養としてお経を唱えます。
    その後、お時間のある方は「茶話会(さわかい)」といって本堂でお茶をお勧めいたします。

    🍵

    さて本日ご参加いただいた皆様には、特別な贈り物をいたしました🎁

    それは、「参禅要典(さんぜんようてん)」というお経の本です。
    この経典は、九州に住む私の従兄弟が送ってくれたオリジナルの経本です。

    一乗寺先代住職である父の出身地は、長崎県の鷹島(たかしま)という島です。
    現在、この鷹島にある「永光寺」という曹洞宗寺院の副住職が、修行時代の先輩であり、私の従兄弟(父の兄の長子)にあたる浅岡俊孝師です。
    師が会長として在籍していた「長崎県北曹青会」様にて、日々の読経や特別な所作・偈文などを丁寧にまとめられた経典が発行されました。(令和元年10月1日初版)

    参禅者必携の経本が出版されたという報は、全国曹洞宗青年会の会報誌などで漏れ伝わって参りましたが、、実際に手に取って拝読いたしますと、その綿密さと読みやすさに感服いたしました。

    比較的大きな字には全てフリガナがつき、坐禅の際、巡回する直堂(じきどう)の順路を図解で表記するなど、随所に工夫が施されておりました。

    茶話会の際には、思わず・・・
    「この五十七佛というお経は、仏教を伝えた祖師方の系譜で…」や
    「いつも私のみ代表でお唱えしている回向(えこう)というのは、この部分でこういう意味が…」と、本をめくりながら少しだけ講義の時間になりました^^;

    経典の素晴らしさもさることながら、
    あとがきの一節がまた印象に残りました。

    『新時代を迎え、寺院の在り方や求められる青年僧侶の姿も少なからず変化していくことでしょう。その様な中においても私達は仏祖の教えに習い歩んで参ります。(一部抜粋)』

    お寺の場所は離れていますが、同じ道を志す青年僧として、これからもご教導のほどよろしくお願いいたします👏

    この場をお借りして、一言御礼を申し上げます。ありがとうございました。

    ※当該経典は、まだ若干数予備がございますので、本日ご欠席の方・ご興味がある方にはお配りいたします。

    ※坐禅堂が会場の場合でも、イス坐禅に対応しております。

    【次回の「月例坐禅会」は、7月1日(金)あさ5時半~/予約不要・参加無料です。】

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