その他
その他
第九十二回坐禅会(参加者:7名)
12月に入り、グッと気温が下がったのを感じました
私ども曹洞宗の坐禅は、面壁坐禅(めんぺきざぜん)と申しまして、達磨大師が洞窟の壁に向かって9年間坐禅を行ったという故事に倣い、内側ではなく外側(壁側)を向いて坐禅を組みます。
堂頭和尚(どうちょうおしょう)というその道場の責任者、つまり住職は内側を向き対坐坐禅(たいざざぜん)することもあります。
私も僭越ながら、はじめに堂内を一周(連策)した後、対坐し端坐いたします。
すると、
真正面に鎮座されてる「ご本尊 釈迦牟尼如来さま」と相見することになります。
作法の上では、
目は開けて斜め下方(約半畳先)に視線を落とすことになっておりますが、、
未熟な私は、たまに本尊さまと目が合うことがあります
そんな時…
自分に怠け心があると、
((『それで、いいのか?』))
と、問われている気がします。
反対に。
休む暇もなく、
眼前の課題に邁進している時なぞは、
((『頑張りなさい』))
と、言われている気がしました。
もちろん、仏さまは動いたりしません。
ただ、私の心が動いているだけです。
それも、
自分勝手な思惟ですので、公然と申し上げるのは憚られますが、誤魔化しようのない今の私です
将来、この文章を読み返すことを想像するだに恥じ入るばかりですが、、
少なくとも仏さまと真っ直ぐに向き合えるような人生を歩んで参りたく思います
【次回の「坐禅会」は、本年最後の祝祷日12月15日(日)あさ5時半~、予約不要・参加無料です。】