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ここ清水区は、その後一週間断水に見舞われ床上浸水や土砂災害も発生しました。
・当山に隣接する複数の山も地崩れし、土砂が境内や墓地に流入しました。
折りしも、寺での葬儀が2件続き「何とか通常通りの式を行いたい」という施主様からの意向を受け、急きょ集まってくれた助っ人5~6名により泥をかき出す作業が始まりました。
ようやく地面が現れ、無事に故人様を参道から見送ることが出来ました。これが、泥かき作業の実質1日目です。
その後。
正式にボランティアの募集をしたところ、FBやインスタの投稿を見て大勢の方が呼びかけに応じてくださいました。
5人が10人になり、10人が20人になり・・・最終日には県内外から100名に上る助っ人が馳せ参じてくれました。
中には、地元高校生や広島から下道で駆けつけてくださった方もあり、小学生の子らも「何かしたい!」とホウキで砂を掃いてくれました。
また、縁のある業者様から善意の水が1トン以上届き「#お寺の給水所」を開設しました。
全国から物資や支援金も届き、ボランティアさんへの水分補給やより必要とされている地区へ輸送したりと大切に使わせていただきました。
(※現在は、断水も解消され物資も充足しております。ありがとうございました。)
断水期間中は、学校が休校になったため再び「#臨時の託児所」を開き、保育のボランティアさんにも常駐していただきました。
加えて、床上浸水に遭われたご家庭にお寺の座敷の畳を差し上げる活動も行いました。
(※先着順につき、対象となる畳の譲渡は締め切りました。あしからずご了承ください。)
未だ、埋没してしまっている霊骨や損傷した墓石が数多くあります。今後は、土砂をかき出す重機中心の作業とお骨を救出するきめ細やかな作業の両輪で進めて参りたく存じます。
各界の叡智からのご助言を賜りながら、大切な方のお骨と生きている人の命を守るべく施策を講じていきたいとと思います。
今後とも物心両面でのご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
いはらこども園評議員
丹羽崇元 拝
★今回の被災状況を、映像にまとめてくださった方があります。遠方にお住いの檀信徒様、親族の皆様にも現状が伝われば幸甚に存じます。
何かご不明な点等ございましたら、一乗寺まで何なりとお問い合わせください。
1、「台風15号 土砂災害に関する報告書 ①」
2、「土砂災害 発生現場(全景図)」
※なおこちらの資料は、PDF形式でダウンロード可能です。ご自由にダウンロードしてください。