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🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第八十二回坐禅会(参加者:12名)
今朝は、新年度初の坐禅会でした。
まだ、日の出から間もない朝5時半🌄
ほの暗い本堂の中、ふと端の方に目を向けると…小さな背中が見えました。
坐禅の途中で、連策(※)をしていくと、一生懸命手を合わせているお子さまがいました。
※れんさく:坐禅修行の励ましとして、参禅者全員の肩を軽く叩いて回ること
✨
先月、全国一斉休校に伴い「児童の一時預かり」を実施しました。
その際お寺に来てくれた小学1年生の男の子が、今度は坐禅に初参加してくれたのです☺️
今日は、お母さんと一緒にご来山され、最後までしっかりおつとめできました(^人^)
あとで、
「坐禅どうだった?」と聞くと…
『楽しかった❗️』と言ってくれました。
(半ば言わせちゃった感がありましたが😅利発なお子さまです)
今までは、中学2年生(14才)の学生さんが最年少でしたが、、一気に半分の7才の子が当定例坐禅会の最年少記録となりました✍️
「朝早いけど、お寺に行く?」とお母さんが聞いたところ、『行きたーい❗️』と言って、頑張って早起きしてくれたそうです😊
曹洞宗の開祖 道元禅師は、
『普勧坐禅儀(ふかんざぜんぎ)』という坐禅の要諦を記した書物を遺しています📖
これは、「普く人のために」坐禅を勧めるものであり、大変細やかにその作法が認められております。
したがいまして、
老若男女どなたでも坐禅を行うことができます。
ぜひ、皆さまもご来山お待ちしております…と、
平生ではここで締めるのですが、時世柄「人が一処に集まること」や「深い呼吸をすること」など、ご案内が難しい情勢が続いております。
定例坐禅会は、近隣の参加者の方が10人前後という規模なので、今のところは毎月2回(1日・15日)のペースで変わらず実施していくつもりです。
ただし、参加者の皆さんのご意見を尊重し、各位の体調を第一に考え行じて参る次第です。
どうぞ、ご無理なくご参加くださいませ🙏
【次回の「坐禅会」は、4月15日(水)あさ5時半~、予約不要・参加無料です。】
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第八十一回坐禅会(参加者:13名)
窓から射す朝陽や外気に、だんだんと春の訪れを感じる頃となりました🌤
前回の坐禅会の終わりに、
「全国一斉休校に伴い、明後日から児童の一時預かりを実施しようかと思います」と表明し半月が経ちました。
本堂には、子供たちが遊ぶためのおもちゃや絵本🧸📚大きな白い紙には絵やメッセージが日に日に増え、現在は写真のような状況になっています😅
普段なら、雑多なものは片付けてからお客様を迎えるのですが、今朝はあえてこの状態にて参禅者の方に上がっていただきました。
坐禅会の皆様には、常にありのままのお寺の思いを伝えてきたからです。
幸いどなたも眉ひそめることなく、黙々と坐につかれておりました。
終わった後の茶話会で、この半月のご報告を申し上げました。当坐禅会から有志ボランティアやお子さんを連れてお見えになった方もおられたので、いろいろとお話しを伺いました。
「亡くなった先先先代方丈さんと同じことをしている」
「大変な状況だけど、こうして受け入れてくれる場所があるのは助かります」
「今回の試みは、絶対無駄にはならないよ」等々、有り難いお言葉を頂きました。
未だ、新型コロナウイルスに収束の目処が立っていない中で一定のご報告をすることは憚られますが、当寺の「臨時寺子屋」としての受け入れは、ここで一端締めさせて頂きます。
16日以降は、通常の運営に戻します。
※とはいえ。当寺の通常とは、法要がない時間「本堂を開放」しておりますので、むしろ「どなたでも受け入れ可能」の状態に戻ります。
※ただし(小学生の)お子さまのみでのご利用は、ウィルス騒動が収束するまでお控えください。保護者の方同伴の場合は、この限りではありません。
今回の取り組みに対し、皆様より数多くの差し入れや励ましの言葉、そしてご縁を頂きました。改めて感謝申し上げます。
今後、情勢を見ながら
「寺子屋」「こども食堂」等、必要に応じて支援措置を講じて参りたく存じます。
引き続き、忌憚のないご意見、様々な見地からの御指南のほどよろしくお願い申し上げます。
【次回の「坐禅会」は、4月1日(水)あさ5時半~、予約不要・参加無料です。】
臨時休校で立ち上がったお寺。子どもたちの一時預かりを開始(一乗寺・静岡県静岡市) – まいてら
まいてらの井出さんが、今回の取り組みを記事にしてくださいました。
普段の当寺は、お経を読んだり法事を営むための“祈りの場”。
あるいは学校や職場、ご家庭以外の第三の居場所「サードプレイス」として、少しでもお心が安らぐよう境内を整備して参りました。
※『寺子屋(てらこや)』とは、
江戸時代、子供たちに文字の読み・書き、計算等の初歩を授けた私設の学問施設のこと。
今般の「新型コロナウィルス」発症・拡大に端を発する「全国一斉休校」に伴い、主に小学生を対象に、お寺で「臨時の寺子屋」を開設いたします。
2月28日に「全国一斉休校ニュース」の一報を受け、ただちに市行政(教育委員会)・地元小中学校・こども園・医療関係者・元保育士・現場(ママ友さん)など各界の方からのご助言を仰ぎ、3月4日よりお寺での「児童一時預かり」を実施する運びとなりました。
下記のごとく「一定のガイドライン」を作成いたしましたので、「添付資料(計4部)」と合わせてご高覧ください。
① お子さまの一時預かりに関するガイドライン(申請者控用)
② 傷病に関する同意書(寺院用)
③ 「児童一時預かり」における問診票(寺院用)
④ 体調チェック・記録表(寺院用)
≪補足≫
・感染拡大の予防に反することは、極力避けなければなりませんが、
「結局、街でうろうろしてしまう」「落ち着いた場所がない(→勉強部屋を別室に設けることも可能です)」「毎日、家に閉じこもりストレスがたまる」など。
とりわけ、明日一日どうしたらよいか・・・難儀されている方に一つの選択肢として居場所をつくることができたらと思います。
・折りしも、年明けより新しい本堂として再生した当寺には、「車イス用昇降機」「景色を眺める掘りごたつ式ベンチ」「200冊以上のブックコーナー」「絵を描ける壁」など、大人はもちろん子供のための仕掛けが数多く施されております。自宅・学校以外のストレス発散の場所としてご活用いただければ幸いです。
隣接するこども園の初代園長である祖父と、
約70年前、学童疎開を受け入れた先先先代師匠の遺志を受け継ぎます✍️
一日も早い事態の収束と
人間のもつ優しさと強さを信じて
庵原山 一乗寺 住職
いはらこども園評議員
丹羽崇元 拝
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第七十八回坐禅会(参加者:13名)
今年は暖冬といえますが、
2月に入り、グッと気温が下がって参りました。
1日は、13名と過去最多の方々にご参加いただきました
中には、こちらのFacebookをご覧になって初めて
また、その際お土産に本堂の玄関に鎮座しております「小
▼ https://www.facebook.com/
可愛らしさ全開なので、またこちらのページでご紹介させ
さて、
2月もイベントが目白押しであります。
【近日中の催事情報】
◉2/11(火・祝)13:00〜17:45
「ふじのくに文化情報フォーラム2020春」
場所:グランシップ
★地域で活躍する様々な職業、アーティストの方が集まり
(▼https://www.facebook.com/
◉2/14(金)18:30〜22:00
「ヤマザキヤマト ライブツアーin静岡」
場所:洞慶院
★美しく不思議な音色のハングドラムや民族楽器を奏でる
(▼ https://www.facebook.com/
◉2/16(日)
※午前中(予定)
「第1回 ミニ梅まつり(仮)」
場所:洞慶院
★万葉集「梅華」の和歌に出てくる「令和」。そんな令和
いずれのイベントも
どうぞ、暖かくしてお出かけください(^人^)
【次回の「坐禅会」は、2月15日(土)あさ5時半~、
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第七十六回坐禅会(参加者:10名)
師走もいよいよ、あと半月となりました。年末年始の準備多用で、文字通り東奔西走の毎日を送っている方も少なくないかと思います。
今朝は、また新たに参加してくださった方がお見えになりました。
こちらのWEBサイトをご覧になり、足を運んでくださったとのことで有り難い限りです🙏
⛄️
私が当山に着任し、丸3年が経とうかとしております。着任直後から数えて、今回で76回目になりました。
毎回、新しい参加者の方が見えると、
皆さんに「自己紹介(お名前と参加経緯)」を一言ずつお話ししてもらいます。
中でも、90歳近い最古参の方はちょうど父の代から参加するようになり、
伺ったところ、約30年も足繁く通ってくださっておりました。
こうして、
私の生まれる前から連綿と続いてきた行持に参画するということは感慨深く、見えない大きな力を感じます。
亡き祖父であり孫師匠の鐵山方丈のとなりで、生前目にしてきたことや横耳に聞いていた話を、今度は私の方から有縁の皆さまへお伝えする…ということが、自分自身の使命であろうかと思念しております。
本年最後の結びに、
まだまだ、これから寒くなってくるかと思いますので、まずは体調管理に十分ご留意ください。
皆さんの元気な様子が、
亡くなった方の願いでもあろうかと存じます。
今年もお世話になりました🐗
来年も引き続きよろしくお願い申し上げます🐀
🔔
★12月23日(月)
あさ8:30頃〜「坐禅堂の大掃除」を行います☁お手伝い頂ける方は、何卒ご助力の程よろしくお願い申し上げます。
★12月31日(火)
①午前10:30頃〜
②午後1:30頃〜「除夜の鐘」の準備作業を行います。こちらも、助っ人募集中です✨
【次回の「坐禅会」は、新年最初となります。1月15日(水)あさ5時半~、予約不要・参加無料です。】
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第七十五回坐禅会(参加者:10名)
12月に入りました。
今朝もまだ暗いうちから、10名の方が坐禅会に訪れてくださいました。
昨日、となり町の葵区羽鳥「洞慶院」にて「保存食日和」というマルシェ・イベントを開催しました。
▼https://facebook.com/events/2531423546923268/?ti=icl
おかげさまで、天気にも恵まれ☀️当方の予想を遥かに上回り数百名の方々にご来場いただき、盛会の内に幕を閉じることができました。
物が豊かになる一方、心が貧しくなった…という論調が語られて久しく、今や「子供の7人に1人(6人に1人とも)」が貧困という統計もあります。
▼https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2019/28194
当寺においても、ボランティア活動や様々な期間への賛助等をしておりますが、最も大切なことは「生身の人間の交流」ではないか、と改めて気づかされます。
人ひとりではどうしようも無い社会問題を前にした時、自分ならどうするか・どうしてほしいかということを考え、行動することが肝要であると思っております。
難しい問題を頭を抱えて、議論することも必要ですが、、
「難しい問題こそ軽やかに」「直情的に」取り組むことで、かえって良い成果を生むきっかけになることもあります。
この「保存食日和」は、
先人たちの知恵に触れるべく、古来より脈々と受け継がれた技法や食材を中心に、素晴らしいお店が並びます。
「美味しいね」「落ち着くね」
というお声が、縁側に座る参加者の方から聞こえて参りました。
と同時に、あちこちできっと初めて出会ったであろう"ちびっ子たち"が、お寺の境内を駆け回って遊んでいました(もちろん、その輪に僕も加わりました😅)
会場の洞慶院は500年以上の歴史ある古刹であり、小さなお子様から年配の方まで、自然と包み込んでくれる空気が流れています🍁
紅葉の時期が過ぎ、
年が明けるとまもなく、
蝋梅→紅白梅と、梅の咲く季節となります。
どうぞ、機会ありましたら是非お立ち寄りください。
▼https://buddhist-temple-tokeiin.business.site/
※「保存食日和」は、9月に一乗寺でも行いましたが、また機が熟しましたら開催したいと思います。
【次回の「坐禅会」は、年内最後となります。12月15日(日)あさ5時半~、予約不要・参加無料です。】
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第七十四回坐禅会(参加者:10名)
朝晩、めっきり寒くなって参りました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
当山の山門両脇にある「銀杏の大木」もようやく色づき、秋の深まりを感じております。
よく一年の中で「どの季節が好き?嫌い?」という会話を耳にしますが、中にはまさにこの時期「秋が苦手」という方もおられまして…😅
理由を伺いますと、
『落ち葉が舞う季節になると、なんだか物悲しい気持ちになるから』ということでした。
確かに、美しい紅葉の時期はあっという間に過ぎ、やがて木枯しが吹くようになるこの時節は、少し寂しい気もします。
ですが、
こうした時期は、じっと心の声に耳を傾け物思いにふけるのも大切な時間です。
秋の季語に、「竹の春」というものがあります。栄養を蓄え、葉が青々と茂るこの時期は、竹にとっては春であるということからこんな表現が生まれたそうです🎋
見方を変えれば、そのものの捉え方が変化し、また新鮮に見えるということがあります。
一見、物悲しいこの時期も
また次の春を迎えるための準備期間に入ったと思えば、また違う過ごし方ができるかもしれません。
寒い冬があるおかげで、
暖かい春の有り難みが増すように、
人生もまたいい時ばかりではありませんが、つらい時期は必ず終わりを告げ、その先に新たな未来が待っていると信じております🙏
誰彼とも比べることなく、
どうぞ、自分自身の人生の物語を紡いでください✍️✨
【次回の「坐禅会」は、12月1日(日)あさ5時半~、予約不要・参加無料です。】
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第七十三回坐禅会(参加者:6名)
先日上陸した「台風19号」の各地の爪痕が明らかになって参りました。
被災された皆様には、改めてお見舞い申し上げます。
そんな中、本日も朝の坐禅会を営みました。いつもより若干少人数ながら、皆さん坐相美しく坐っておられました。
朝のおつとめが終わり、
当地区はじめ参加者の皆さんのお家は何とか大きな被害も無く、無事に凌げたとの情報を共有いたしました。
有事の際、やはり一番求められるものは、「確かな情報」です✍️
事後報告も大切ですが、
次回このような直撃コースの台風に見舞われる場合は、(安全を確保した上で)お寺の境内の様子が分かる「ライブ配信」も検討したいと思いました。
9月・10月前半は、当山そして先代住職が就任しました洞慶院(葵区羽鳥)にとりましても、まさに嵐のような月間でしたので…心静かに端坐いたしました。
「嵐の中で育つ木は 強くなる」
折しも現在、山門版に掲示している言葉ですが、これは亡き祖父(先先代住職)の遺した言葉です。
このような山門掲示板の言葉を中心に、
22日(火)17時15分〜
静岡第一テレビ「news everyしずおか」の番組内で、少し当山が出る模様です✍️
(番組HP▼https://www.tv-sdt.co.jp/nnn/sp/)
宜しければ、ご覧ください(^人^)
それでは、急に気候も寒くなって来ましたのでお身体くれぐれも専一にお過ごしくださいませ🍁
【次回の「坐禅会」は、11月15日(金)あさ5時半~、予約不要・参加無料です。】
※11月1日の坐禅会は、
拙僧県外に出張の、仕事のためお休みとさせていただきます。尚、有志にて「随坐(ずいざ)」は出来ますので、よしなに🙏